|  ◆昭和30(1955)年 軽量で肩にかけて掃除できるポータブルタイプの掃除機が発売されました。 | 
|  ◆昭和35(1960)年 従来は、着脱式アップライト型だったコードをペダルを踏むだけで自動的に本体に巻き込める収納タイプや、本体内のごみ溜まりが示される集塵メーター採用タイプの掃除機が発売されました。この年の5月、南米のチリ沖で起きた大地震により津波が発生し、22時間かけて日本に押し寄せ、北海道南岸・三陸沿岸に大被害を与えました。 | 
|  ◆昭和42(1967)年 本体を2つ割にして、簡単にごみ処理のできるタイプが発売されました。また、掃除する場所に合わせて吸引力を無段階で調節できるタイプの掃除機も発売されました。 | 
|  ◆昭和44(1969)年 使用後にじゃまになるホースを本体上部に縮めて納めるホース収納式の掃除機が発売されました。 | 
|  ◆昭和45(1970)年 ホースを本体の周囲に巻き付けカバーしてスツール(背もたれのない腰掛け)として使える掃除機が発売されました。この年の3月から9月、「人類の進歩と、訓和」をテーマに、77か国が参加した日本万国博覧会が開催され、会期中に延べ約6,422万人が訪れました。 | 
|  ◆昭和54(1979)年 集めたごみを圧縮し、パックするごみバック式の掃除機が発売されました。 | 
|  ◆昭和56(1981)年 引き出した集塵用カセットのボタンを押すとごみがそっくり処理できるカセット式ごみ処理タイプや、ボタンを押すと内部の円筒型のフィルターがごみを押し出す旋回押出式ごみ処理タイプの掃除機が発売されました。 | 
|  ◆昭和57(1982)年 ペーパーカセット(紙袋)をセットすれば、ボタン操作だけで、ごみに触れることなく捨てられる掃除機が登場しました。 | 
|  ◆昭和60(1985)年 手元のリモコンスイッチで吸引力を4段階に調節できるパワーコントロール付きの掃除機が発売されました。本体は動かさずに360度動かせる回転ホース機能も付いていました。  | 
|  ◆昭和61(1986)年 当時としては強力な業務用なみの吸込仕事率200Wの機種や、1ミクロンの微細塵をキャッチできるフィルター採用の機種が発売されました。2年後の昭和63年には、0.3ミクロン以上の塵を99.7%キャッチするごみセンサー付きタイプの掃除機が発売されました。  | 
| その後掃除機は、吸込仕事率を改善し、パワーブラシ、各種フィルターなどを採用して、集塵能力・排気の清潔性・操作性。省エネ性を向上させています。最近では、紙バック方式の他にサイクロン方式も登場し、さまざまな進化を続けています。 |